2009年05月26日

ラーメン黙示録

ふと気付くと俺は御徒町駅に降り立っていた。


駅からほど近くにあるその店は「味噌屋せいべえ」という店だ。


無性に食べたくなる味噌ラーメンがその店にはある。


もうどうにも止められない気持ちを押さえつつ券売機で"豚味噌ラーメン"980円のボタンを押す。


980円とたいそう大胆な価格だ。


これが高くないと感じさせるラーメンを客に提供するというのは至難の技だ。


まぁ、イチオシのメニュー豚味噌ラーメンを見てもらえればわかる。


001.jpg




甘めな濃厚味噌スープに太めのしっかりとしたちぢれ麺。


その上には適量のモヤシ。


ここまでは普通の味噌ラーメンだ。


だが豚味噌ラーメンと名乗る以上は豚がメインだ。


チャーシューだとか角煮ではなくその店では甘めのしょうが焼きが乗る。


見た目以上にヘビーなボリュームは途中で食欲戦意を失い箸を置く者もいるほどだ。


だが俺くらいのラーメンファイターなら最後まで箸を置かないで勇敢なファイティングポーズ(注1)のまま食べきる。

(注1)[ファイティングポーズとは利き腕に箸、空いた方の手に蓮華を持ち視線より下にその手を下げないことをいう。

また視線をラーメン丼より下にやってしまい3秒以内に戻さないとTKOになる]



水を途中で飲んでしまうとラウンドをまたぐ事になる。


ラーメンという相手は1ラウンドで仕留めないと意味がない。


だが、ここのラーメンは1ラウンドでは仕留められない。


なぜなら、この店がラーメンライスの店だからだ。


こちらが頼まなくても勝手にライスが付いてくる。


最初に食券を出すときに「ノーサンキュー・ライス・サー」と言わないと有無を言わさずライスが出てくる。


いきなりのタッグマッチの始まりだ。


でもライスが出てくるからにはこちらも楽しませてもらう。


しょうが焼きを残しつつ麺をしばき、水をはさみ2ラウンドへ。


2ラウンドはライスとの対戦をメインに。


そう、ライスにモヤシをしいてしょうが焼きをのせて味噌スープをかけて一気にかっこんで勝負をつけろ!!



002.jpg




ここでやってはいけない戦法が1つある。


それは早く勝負をつけたいがために味噌スープを沢山かけて流し込むという戦法だ。


それをやってしまうとやっつけた後に早々に水を飲んでしまい残りのラーメンは3ラウンドへと持ち越しになってしまう。


ライスとの対戦時には微妙に味噌スープをかける量を少なくしておいて全部かっこんでしまうのがよい。


そして「もう少し味噌スープをかければ良かったかな?」と脳裏をよぎる頃には箸を置かずに水を飲まずに残りのラーメンのスープを自然と口にしているはずだ。


そうすれば水をはさまずに2ラウンドのまま残りのラーメンをやっつけられるはずだ。


そんな流れで俺は2ラウンドで仕留めてやったぜ!





おっとそこの君!

試合が終わるまで汗は拭くなよ!!






あとこれだけは言っておく!!


「ラーメンはHIPHOPだッ!!」




posted by YNS at 16:14| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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